なごみ歯科クリニック|一般歯科、小児歯科、矯正歯科、審美歯科

なごみ歯科クリニック|武蔵野市・JR「三鷹」駅徒歩2分の歯科医院

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根管治療

-Root Canal Treatment-

根管治療

-Root Canal Treatment-

Root Canal Treatment  根管治療

Root Canal Treatment 根管治療

根管治療の成功率

歯内療法の主たる目的は『根尖性歯周炎の予防と治療』であり、多くの方々は治療による疾患治癒と歯の早期喪失予防効果があると信じておられると思いますが、根管治療の成功率はご存知でしょうか?

歯内療法専門医制度が確立された歯科医療先進諸外国の学会データでは、成功率は以下の通りです。

 約90%:未処置の根管治療(根尖病巣なし)
 約80%:未処置の根管治療(根尖病巣あり)
 約70%:再根管治療

いかがですか。高い成功率を見て安心しましたか。
歯内療法における治療成功基準とは、治療した歯に根尖病巣が認められず、根尖歯周組織に骨性瘢痕治癒が認められる状態です。
つまり、根尖病巣が認められる歯は失敗に分類されます。

では、気になる日本のデータをご紹介いたします。
2011年、東京医科歯科大学むし歯外来受診者のレントゲン所見結果は下顎前歯を除く、全ての根管処置歯の60%以上に根尖病巣が認められた、という恐ろしい結果が出ています。

  上顎前歯  :約78%
  上顎大臼歯 :約75%
  下顎大臼歯 :約75%
  上顎小臼歯 :約65%
  下顎小臼歯 :約62%

つい10年前の統計結果です。これが日本の歯科保険診療の実態です。
(昭和初期ではありません。経済大国、先進国と自負する時代の治療です。これが現実です。)
根管治療を保険診療で希望するということは、失敗率70%の治療を自ら受け入れるということです。

失敗率70%というのは、 初の根管治療▶︎失敗▶︎再治療▶︎失敗▶︎再治療ループ▶︎抜歯 ということですね。
つまり、むし歯をこじらせて歯髄疾患になり保険診療で根管治療を受けることは、近い将来ほぼほぼ抜歯です、と宣告されたようなものです。

根管治療の成功率を下げる原因

根管治療の成功率を
下げる原因

なぜ、これほどまでに成功率に差があるのか。
成功率に関与する因子は何か、どうすれば成功率が上がるのか気になりますよね。

成功率に影響を及ぼす因子のうち、影響力の高いものから順に3つを示した論文発表があります。

 1.根尖病巣の有無      
 2.治療後歯に被せる歯冠修復の質  
 3.根管充填の質  

日本の異常なまでに高い根管治療失敗率はどこに原因があるのか!
成功率を下げ、その歯を抜歯へと向かわせる患者不利益性の高い診療内容とは何か気になりますよね。

歯内療法専門医は高度な専門医教育を受け、それに特化した極めて高い知識と技術を習得しています。
彼らはラバーダムが装着できない、装着しない状態で根管治療を行うことは有りません。ここが決定的な差です。
ラバーダム装着もしない非無菌的な環境で根管系にアプローチすることは、明らかに患者利益を損なう診療行為であり、倫理的にも不誠実な行為であると考えるからです。

当院での根管治療

当院では、治療初回限定お一人様1回に限り、ラバーダム装着下での無菌的歯内療法を体験版として実施しております。2回目以降の無菌治療はご希望される方にのみご提供させていただきます。

健康に関わる重要な因子は標準治療(自由診療)をお勧めします。
多くの方々は保険診療を受ける際、日本は先進国だから歯の治療レベルも諸外国と同レベルの治療を受けていると思っておられるようですが、それは大きな誤解であることがお判りいただけたと思います。

当院では、治療初回限定お一人様1回に限り、ラバーダム装着下での無菌的歯内療法を体験版として実施しております。2回目以降の無菌治療はご希望される方にのみご提供させていただきます。

健康に関わる重要な因子は標準治療(自由診療)をお勧めします。
多くの方々は保険診療を受ける際、日本は先進国だから歯の治療レベルも諸外国と同レベルの治療を受けていると思っておられるようですが、それは大きな誤解であることがお判りいただけたと思います。

歯の根管治療について

根管治療は、歯髄(歯の根の中の神経や血管など)が炎症や感染を起こした時に必要になります。 原因は深い虫歯、歯の亀裂、外傷などです。炎症や感染をそのまま放置しておくと、 歯が痛んだり、周囲の組織に炎症が広がったり、歯肉が腫れたりします。 根管治療によって、これらの症状が軽減、治癒、予防できます。
根の治療は精密さが求められる作業であり、歯科治療の中でも非常に高度な技術を必要とします。治療には多くの時間と工程を要するため、数回に分けて通院していただくことになりますが、抜歯を避けて自身の歯を残せるというメリットがあります。